こんにちは! 昨夜の「BG~身辺警護人~」でゲスト出演していた平泉成&岡田義徳に号泣し、脇役陣に誤差なし!と一人テレビに向かって指差し確認したスタッフEです。
先日、公園を散歩していると親子の会話が聞こえてきました。
5歳くらいの男の子がクワガタとカブトムシのケンカについて、お母さんに話をしています。
男の子はクワガタ派のようで、相手を挟み、切り刻むことの出来るクワガタは絶対的にカブトムシより強い、というプレゼンを一生懸命しています。
こういう話を延々と出来る子どもは常々すごいと思っていますが、虫が好きなのか、闘いというステージに興味があるのかジャッジし兼ねていたところ、トークは終盤を迎えます。
お母さんはそれまで適度に相槌を打っていましたが、男の子は「戦わないでさー、飛んでいけばいいのにね」と、あっさり話を終わらせたのです。お母さんは黙り込み、私も心の中で子どもの発想は無重力だと改めて感じることになりました。
生活に必要な知恵や世の中に溢れる雑学の類は、ほとんど理科の要素の気がします。
知っていたら自分も楽しくて、身近な人に教えてあげられるのになあと思うことが多々あります。
例えば、ウルトラマンの故郷「M78星雲」は銀河系から300万光年離れたところに存在します。光年……?どれくらい遠いのか、もし近所の子どもにでも聞かれたら「スマホで調べてごらん!」とにこやかに答えるしかありません。
論理を知っていれば納得できる海のうねりや潮の満ち引き、天気の移り変わりや災害が起きる仕組み。
トップ写真のようないろいろな雲の種類を知っていたら、毎日空を眺める気分も変わりそうですね。
植物や野菜を育てることや、ペットを飼うことなども理科だと思います。
星の観測や天体ショーの原理、花火の構造など、イベント制の高いものも知識があればより楽しめます。
料理も私にとっては毎日が実験です。火加減、調味料の組み合わせや分量で仕上がりが変わるのは化学反応だし、魚をさばいて内臓を出すような行為はほとんどオペです。
しかしながら、小さい頃からずっと理科は好きではありませんでした。ドラマ「高校教師」(1993年作)の理科教師・羽村先生(真田広之)みたいな人に出会っていたら、ものすごく理科に興味を持ってものすごく勉強して、物理が大得意になって今頃JAXAで働いていたかもしれません。
生活の中でありふれた理科。教科書を読み直す気にはなりませんが、一生のお付き合いになりそうです。
(E)