こんにちは。編集部Aです。
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6月に入り、小学生の息子たちも学校生活や習い事が再開されて日常が戻りました。
それに合わせて私も習い事の送迎が再開。
気分転換に習い事が終わるまでの時間を利用して海へ行って海浜植物を見ることが増えています。
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以前、息子たちが通う小学校で、年々減少しているハマヒルガオを育て浜へ植栽するという授業がありました。
地元で植栽活動をしている方から減少している現状を聞き、各自牛乳パックで育てたハマヒルガオの苗を砂浜に植えて守っていくという活動内容でした。
息子からこの話を聞き、海浜植物に興味をもったのです。
先日、茅ヶ崎漁港を散歩しました。
ここには植物を紹介する案内板があります。この付近は海浜植物が群生しているので、案内板を見ながら植物の名前や特徴を知ることができます。
特にこの時期は沢山の海浜植物が花を咲かせ実をつけている様子が観察できるのでオススメです。
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散歩中に見つけた海浜植物をいくつか紹介します。
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「コウボウムギ」
その昔、弘法大師が古い葉鞘の繊維を使って筆を作っていた+穂の形が麦に似ている、ことから名付けられたそうです。
長い地下茎が生えているので、海岸の砂防が見込める重要な植物とのこと。
ドライにして飾っても素敵です。(タイトル写真がそうです。ハマボウフウも一緒に飾っています)
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「ハマダイコン」
大根が野生化したものだと言われているそうです。食べられる野草で、栄養分はカルシウム、ビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維。
根は細くて硬く(ゴボウの食感に似ている)、生だと辛いそうです。
茎や葉はお浸しや天ぷらにすると美味しいそうです。
撮影したハマダイコンは、花が満開の頃を過ぎ、種が実っていました。
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「ハマホウレンソウ(ツルナ)」
多肉で厚みがあり、葉は産毛のようなものが生え、
変形した菱形で触ると軟らかいです。
こちらも食べられる野草。
ネット検索するとレシピが沢山出てきます(
おひたしが多かったです)。
海辺から採取した種を自宅のプランターに蒔いても簡単に育つそう
です。やってみようかな。
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「ハマゴウ」
漢字で書くと「浜香」。枝葉が香り、昔は「お香」
そして用いられていたのでこの名前がついたと言われています。
ハマゴウは、”草”ではなく”木”です。
枝が砂浜を這うように伸びます。
葉茎に精油がふくまれているので手で揉むと良い香りがするそうで
す。
これは初耳だったので試してみたいと思います。
他にも様々な海浜植物を見ることができる海岸沿い。次回は別の種を見つけようと思います。(A)