5月よりスタートした不定期連載、お店が閉店し、もう二度と食べられない“ロス飯”シリーズ!
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“ロス”飯ファイル プロローグ
vol.1『めぞん・ど・びゃん』の「めちゃうまライス」
vol.2『タンポポ』の「たまごラーメン」
vol.3『しらすやガーデン』の「生しらす」
vol.4『アンチョビ』の「パングラタン」
vol.5『松寿し』の「さばの姿鮨」
【“ロス飯”閲覧注意事項】
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最近は“ロス飯”では飽き足らず“ロスMENU”への回顧が止まらなくなりました。
ロス飯班長Tです。
あんなに美味しかったのに、どうして無くなっちゃったの?
っていうメニュー、ありますよね。
茅ヶ崎駅北口の居酒屋チェーン「村さ来」さんで、2年ぐらい前までレギュラーメニューだった「牛の生ハム ブレザオラ」
牛の生ハムはこちらのお店で初めて食べたのですが、旨味がギュッとしていて最高でした。
パルメザンチーズとレモンの薄切りが乗って、ビールやワインとの相性も抜群。
初登場は期間限定メニュー。その後レギュラーメニューに仲間入りした時は、ずっと応援していたインディーズバンドがメジャーデビューした時のような誇らしい気持ちにさえなりました。メニューから消えてしまった時の悲しみたるや。
それが、今年のお中元商品で相模ハムさんのギフトに、「コーンドビーフ」という牛肉のハムを見つけ即刻ポチリました! 同じようなものかは分かりませんが、到着を心待ちにしています\(^o^)/
茅ヶ崎駅北口、厳島神社の脇を北側に入った通りに「つち田」はありました。
会社の近くです。
出会ったのは、またもや駆け出しの頃の20数年前。
当時はまだ珍しかった韓国料理を提供するお店でした。
ランチ時は、種類豊富な定食がお目当てのサラリーマンで混雑しきり。
焼肉や自家製のチャンジャに並んで人気を博していたのが「冷麺」です。
評判を聞きつけて、お店へ。
それまで、冷麺自体を食べたことがなかったので、期待に胸が膨らみます。
デーブルに運ばれてきた時の第一印象は・・・「麺が黒い」。
正確に言えばグレーがかった麺で、それが本場韓国の麺であることを知るのは、もう少し後のこと。
麺にキムチやトマト、ゆで卵、そしてリンゴorスイカが乗っていたような記憶があります。
麺は結構硬めですが、クセになる食感。
スープはあっさりとした中に旨味があり、韓国唐辛子の辛味がいい感じ。
上に乗った自家製のキムチは、イカや昆布が入った少し粘りのある松前風で、このエキスがスープに溶け出して、いい仕事をしておりました。
韓国冷麺のおいしさを知るきっかけとなったお店です。
もう一つ。
「つち田」さんが閉店した後にできた、会社の同僚の間で「うどんやさん」(店名も定かではないのです)と呼んでいたうどん専門店も大好きなお店でした。
麺はモチモチ系で、お出汁は関東風。
具だくさんの「おかめうどん」や「おいなりさん」、単品で頼める「天ぷら」などが人気のようでしたが、私はもっぱら「うどんやさん」の「ラーメン」一択。
昔ながらの、濃いめの醤油ラーメンでほっとする味でした(๑´ڡ`๑)
1杯500円とコスパも良く、お昼に通っていたのですが、このラーメンもまた“ロス飯”となってしまいました。
今は、茅ヶ崎駅周辺も美味しいお店がたくさんありますが、当時はお店自体があまり無かったので、
うどんやさん閉店後はランチ難民となり、さまよい続けることになったのでした。
(T)
☆今回の画像はフリー画像を使用しました。実際のメニューとは異なります☆