野球観戦は夏の高校野球予選(神奈川大会)専門、プロ野球は見ない主義を貫いていた半生。
大谷翔平選手を筆頭に日本人選手が海外で活躍する昨今、何の興味も持っていませんでした。
しかし先月、ご縁がありましてシンシナティレッズVS.シカゴカブスというメジャーリーグの試合を観ることに。
オハイオ州シンシナティ「グレート・アメリカン・ボール・パーク」という野球場にやってきました。
まずは公式ショップにてお買い物。ホームであるレッズのユニフォームやTシャツを着込んでいる人多数。
対するカブスファンは少数ですが、シカゴからわざわざここオハイオまで駆けつけるとは本物のファンとお見受けします。
<シカゴからオハイオまで車での所要時間>
スタジアムは広くて見晴らしが良く、活気があります。
試合開始の前に国家斉唱、観客は立ち上がり帽子を脱ぎ、胸に手を当てて歌います。
それから球団に寄付をした方々がグラウンドに並び、表彰式のようなセレモニーが終わるといよいよスタート。
観客側から大きな音を出すことはなく、応援団のようなものもないので静かな環境で観戦出来ます。
しかし、ヒットが出ると花火が上がったり、レッズにチャンスが回ってくると音響が入って盛り上げたりと、演出は日本のプロ野球とは違ってエンターテイメント性を感じます。
投球に時間制限があり、試合はサクサクと進んでいくのも魅力です。
途中、トイレに行ったのですが場外にはバーや子どもが遊べる遊具や野球教室があり、試合を観ていない人も多数。
対戦チームのカブスには広島カープから移籍した鈴木誠也選手という方がいますが、打席に立つ度に確実に打ちます。
当たり前なのですが、どの選手も上手い……。
特にレッズの背番号44番エリー・デラクルースがカッコイイ!立ち姿だけでも異彩を放っています。
長身、足も速くてロン毛が似合う、22歳。ファンの声援には目線もくれないクールガイ。一瞬にして虜になりました!
しかし、私がこの日に最も心揺さぶられた出会い。レッズのマスコットたちを紹介したいと思います。
<試合前にネットぎわで油を売るレッズのマスコットたち>
悩ましいポーズで観客を煽る「ロージー・レッド」
なんだか小憎らしい表情の「ミスター・レッド」
目が完全にキマっている「ミスター・レッドレッグス」
(後ろ姿しか撮れませんでした💦お顔はイラストで)
セサミストリートに住んでいそうな謎のモンスター「ギャッパー」(爪が黒い)
ご覧のように、レッズのマスコットたちは本当にきわどい造形をしているので、小さな子どもには少々刺激が強いと思います。
家族や友達、恋人という設定ではないようでマスコット同士が絡む様子は特になし。個々の存在が光りますね。
<番外編>
ニューヨークMetsのミスターメッツとミセスメッツ夫婦は子だくさん
マスコットのギャッパーは公式HPのプロフィルで以下のコメントを残しています。
【試合ごとに、私はいつも自分にこう言い聞かせています。「いつも誰かにとって初めての試合… 生涯のファンになる時だ」】
彼の言う通り、私も1ファンとしてレッズを応援していくことになりそうです。
(E)