こんにちは。編集部Kです!
最近、2歳娘と一緒に、「すみっコぐらし」にハマっています。
私が小学生くらいの時、たれぱんだが流行りました。
なんかぐだーっとしたちょっとシュールなパンダ。特に好きでも嫌いでもなかったのですが、たれぱんだのメモ帳とかは一応持っていたような気がします。
リラックマは大人になってから流行ったかと思うのですが、割と好きでした。
すみっコぐらしの最初の印象としては、たれぱんだとかリラックマ的な見た目が可愛い、子ども向けのキャラクターだと思っていました。
ところがどっこい。
すみっコぐらしのキャラ設定が中々に秀逸なのです・・・!
ご紹介しましょう。
本当は公式サイトの画像とか使いたいのですが、著作権的にNGかと思い、持っているぬりえの1ページに私が名前を書き込みました。
上記の説明だと、すみっコぐらしの魅力はまだ伝わらないかもしれません!
ぜひキャラクター紹介をご覧ください。こちらも公式サイトより
【キャラクター紹介】
◆しろくま
北からにげてきたさむがりでひとみしりのくま。 あったかいお茶をすみっこでのんでいる時がいちばんおちつく
→この子はおそらくメイン的な子です。普通に見た目がかわいいです
◆ぺんぎん?
自分はぺんぎん? 自信がない。昔はあたまにおさらがあったような…
→そう、ぺんぎん?は、本当はカッパなのです・・・!きゅうりが大好きなんです!
しかも、たまに「ぺんぎん(本物)」というキャラクターも出てきます。悲しいことに・・・
◆とんかつ
とんかつのはじっこ。 おにく1%、しぼう99%。あぶらっぽいからのこされちゃった…
→この子の夢は「食べてもらうこと」だそうです。切ない・・・!
◆ねこ
はずかしがりやで気が弱く よくすみっこをゆずってしまう。 体型を気にしている。
→この子もしろくま的な感じですね
◆とかげ
じつは、きょうりゅうの生き残り。つかまっちゃうのでとかげのふり。みんなにはひみつ。
→そんなの可哀想すぎるでしょ!!ちなみに「とかげ(本物)」もいます
◆ふろしき
しろくまのにもつ。 すみっこのばしょとりや さむいときに使われる。
→画像でも私は名前を書き忘れました、ごめんなさい!でも結構役に立つ子です
◆ざっそう
いつかあこがれのお花屋さんでブーケにしてもらう!という夢を 持つポジティブな草。
→絶対無理だよ・・といいたくなるけど、きっと夢は叶うよね
◆えびふらいのしっぽ
かたいから食べ残された。 とんかつとは こころつうじる友。
→私の推しキャラクター!小さくてかわいい、癒されます。
◆たぴおか
ミルクティーだけ先にのまれて吸いにくいから残されてしまった。ひねくれもの。
→たぴおかはいっぱいいる
◆ブラックたぴおか
ふつうのたぴおかより もっとひねくれている。
→ちょっとやさぐれてて、かわいいやつです
◆ほこり
すみっこによくたまる のうてんきなやつら
→すみっコぐらしの映画でも「ほこりはいつものうてんき!」の一言で紹介が終わりました。娘の推しキャラです!
◆にせつむり
じつはからをかぶった なめくじ。 うそついてすみません…。
→たまに殻が取れちゃうのがかわいい
◆おばけ
屋根裏のすみっこにすんでいる。こわがられたくないのでひっそりとしている。おそうじ好き
→みんなからちょっと離れて行動しているところが、なんともいじらしいです
こんな感じです。
そう、結構キャラ設定がしっかりしているのです!
飲み残しとか、食べ残しとか、ざっそうとか、ほこりとか!
嫌われやすかったり、普段目に止まらないようなところにスポットを当てているのが良いです。
ちなみに、大好きなアマゾンプライムビデオで「すみっコぐらし」の映画が配信されています。
これも中々面白い。そして、私は不覚にも泣いてしまいました・・・(笑)
すみっコたちが、世界の物語の中に入ってしまうのですが(マッチ売りの少女とか桃太郎とか人魚姫とか)、1人ぼっちのひよこがいます。
ひよこは、「自分はどこから来たかもわからないし、仲間もいない」といいます。
自分探し中のぺんぎん?は、自分と重なって「この子のおうちをさがそう!」と、みんなでひよこのおうちを探します。
私の中で印象的だったシーンを紹介!
赤ずきんちゃんの物語の中に入ったとんかつとえびふらいのしっぽは、おばあさんの振りをして寝ている狼のおうちに入ってしまいます。
ここで、赤ずきんちゃんの場合だと、「大変!食べられちゃう!」ってなりますけど、とんかつとえびふらいのしっぽは「食べてもらうこと」が夢なので、
「食べてくれるの・・・?」
と目を輝かせます。
その様子に狼はドン引き。
「え、まじかこいつら・・・」
と逃げてしまいます。
なんと悲しい・・・! でも食べて欲しくて、狼を追い掛け回すのが可愛いんですよ。
他にも、桃太郎の中に入ったねこが、鬼にきびだんごをあげてしまったり、お礼に鬼からおにぎりを振舞われたり、なんともほっこりするエピソードが盛りだくさんなのです。
ここよりラストのネタバレ有り——————————
さて、ひよこのおうちはどこだったのでしょう?
なんと、ひよこは物語の登場人物ではなく、裏表紙の白い部分に描かれた「らくがきのひよこ」だったのです。
おうちもなければ仲間もいない。
そこですみっコたちは「すみっコたちのところにおいでよ!」と誘います。
ひよこはとっても嬉しそう。みんなで絵本から出ようとします。
が、らくがきのひよこは出ることができませんでした。
絵本の中のものは、絵本の世界から出ることができないのです。
お別れのシーンがなんとも切ないです。
でも絵本から出たすみっコたちは、ラストにとっても粋なことをします。
そこもまた・・・泣けます!
もしかしたら、観る方もいるかもしれないので、ここだけは秘密にしておきますね。
「はなれていても仲間だよ」
という最後のナレーションが、アラサーの心にもグッときてしまいました。
すみっコぐらし、あなどるなかれ。
12月は自粛される方も多いかと思いますので、よかったらぜひアマプラでご覧になってみてください。
ながら見でも構いませんので!!!
すみっコぐらし公式サイト:https://www.san-x.co.jp/sumikko/profile/
(K)