友人と二人、韓国料理店にてサムギョプサル定食を頼んだときのこと。
「サムギョプサル」とは名前を知りつつも、これまで食べたことがありませんでした。
友人によると、お店の人にジンギスカン鍋のような鉄板で豚肉を焼いてもらい、葉物にくるんで食べるものだとか。
勧められて初めて注文することに。
オーダーの際に友人は「ここで焼いてもらえるんですか?」と質問。店員さんは「はい、そうです」と答えました。
てっきり鉄板を持ってきてもらい、目の前で焼いてくれると思っていたのですが、
お皿にキレイに並べられたお肉が運ばれて来ました。あれ??
友達と私は「ここで」→「テーブルで」
店員さんは「ここで」→「店内で」
という解釈。日本語が、そしてコミニュケーションって難しいと感じた出来事です。
この友人と買い物に行く場所は決まって辻堂のテラスモールか平塚のららぽーと。
大抵、約束の日の前日にどちらに行くかを決めています(どちらでもいいのですが)。
このときも一応、「どっちに行く?」「どっちでもいいよ~」と、いつもの感じでどちらに行くかをLINEで連絡を取っていたのですが、当日約束の時間になっても友人の姿は見えません。
「いま、どこにいる?」
「H&Mの前にあるベンチに座ってる」
「私も、いるけどベンチなんてないよ」
「もしかして……」
私はテラスモール、友人はららぽーとにいたのです。どちらのモールにもH&Mはあるけれど。そんなことが起きるだなんて!
15年来の友人との間にでも古典的なコントのようなことが起こり得るのです。
通じないことといえば、美容院でもなりたいヘアスタイルになれたことがほぼないのが現実です。
切ったばかりの夜、何度鏡を覗いても、ちょっと違うんだよな……と思って過ごしていると「髪切ったんだね、似合う~」という他人からのコメントに流され、だんだん自分でも見慣れてくることもあり、次回のカット日を迎えてしまいます。
完全に満足できる感じはいつになったら? そして美容師さんにどう伝えれば理想に近づけるのか?
前回カットして納得のいかないまま過ごして早一ヶ月、自分をごまかし続けている気がします。
伝えることは難しいけれど、だからこそ思いが通じたときにはうれしいのです。いつか理想のヘアスタイルになれますように!
(E)