数ヶ月前のこと…
2022年1月15日(土)にNHKBSPで「伝説のコンサート チェッカーズ ファイナル・ツアーin武道館」 が放映されていました。
チェッカーズの解散は1992年12月31日。
あれから30年。小学生の頃から大好きだったチェッカーズは、いま見てもやっぱり大好きなまま。
カセットテープとレコードで過ごした(「ミセスマーメイド」あたりからCDで購入)、歌詞は忘れることなく体内にしっかりと刻まれています。
一人テレビの前で歌い、涙すること3時間。
このコンサート時、ボーカルのフミヤは31歳。いま聞き返しても同じ声。年齢を重ねて外見や考え方が変わっても、声は変わらないことが、人気歌手がいつまでも人を引き付ける要因なのではないでしょうか。
このとき、フミヤは39℃近くある高熱を点滴で散らして舞台に立っていると、講演の終盤で明かします。まったくそうは見えないトーク、ダンス、声量。プロ魂にさらに目頭が熱くなります。
テレビ画面を撮影する、もジェネレーションギャップでしょうか。
ライブの後半、アンコールまで比較的コアなファン向けの楽曲が続きました。「ティーンエイジドリーマー」(ドラマ「うちの子にかぎって」の主題歌)と「SongforU.S.A.」をずっと期待していた私は体を捻じ曲げて唸り、残念度をアピール。
ケータイをいじりながら大して興味もなさそうに見ていた息子が「アンコールだから、こうゆうエモいのをやるんだね」とコメント。
ちなみにアンコールは「Friends and Dream」「Rainbow Station」と、全盛期の楽曲ではないもの。
エモいって一言で片付けてほしくないんだけど…。と、「エモい」と「メンヘラ」の使い方が数年経っても使いこなせない私だけれど、この件に関してはエモい、ではないとはっきり分かります。
年齢に3年開きがあると、ジェネレーションギャップが生じるそうです。かつて4つ年下の知り合いが「チェッカーズって3人組だよね」と言い放ったことを思い出しました。前の3人だけ数えてる。
チェッカーズは永遠に7人です!
(E)