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先月末に米国を旅行したときのこと。
デルタ航空にてレキシントンから国内線でアトランタへ向かう際、搭乗口に犬連れの男性がいました。
中型犬でゲージにも入れず、さっそうと歩いて搭乗していきます。
その後、私も席に着こうとすると先ほどの男性と犬がお隣に！！俄然テンションが上がりますが、犬はいい子過ぎて男性の足元にきちんと座っています。
離陸するタイミングで犬は前の座席の下にすっぽりと入り、静かになりました。男性も過剰に犬に構うことなくヘッドホンをして爆睡しています。
飛行機の轟音や揺れなど人間以上に怖がるはずなのに、到着するまでの2時間近くおとなしくしていて、またさっそうと降りて行きました。

＜ようやく撮れた後ろ姿＞

空港内ではお散歩風にリードで犬と歩いている人を度々見かけるのですが、蛇行したり寄り道したりする犬はいません。

カフェでも普通に飼い主さんと並んでお買い物。
それが風景に馴染み、誰も振り返らない。動物が人間と対等に生活できる国なのだと懐の深さを身に染みて感じます。
また通路沿いには犬専用の休憩室があり、水補給やトイレが出来るスペースも。
※航空会社によりキャリーケースに入れるルールを設けていたり、小型犬や介助犬のみ同乗出来るといったりと各社様々あるようです。

滞在中、公園ですれ違うお散歩中の犬もほとんどが真っすぐ歩いて、他人には近寄って来ないのが特徴的です。
普段茅ヶ崎を散歩していると犬同士の交流から飼い主たちも話をして犬友になりますが、挨拶を交わす程度でそういった風習はなさそう。
安全そうな場所でもノーリードで遊ばせている犬もいません。

私の想像ですが、訴訟大国なので万が一のトラブルを未然に防ぐため個人が規律を守っているように見えます。

自由には責任が伴うって本当です。

（E）