コロナ禍で親しい人たちともなかなか会えずにいたところ、
ある友人がもうすぐ出産することになっていました。
12歳の女の子がいる彼女は、こちらの心配をよそに13年ぶりの出産だと大声で笑い、やや安心。
その一人娘に赤ちゃんが出来たとき、そのことを話すと大泣きしたとのこと。
新しい家族が出来る喜びが伝わってきて、久しぶりにいい話を聞けたなあと思っていると、
涙の理由は「このまま一人っ子が良かった」。
そんな…そんな…初めて耳にするフレーズに啞然とする私。思い切り後頭部を殴られた気分です。
一人娘は随分落ち込んだあと、数日後には普段通りに戻ったとのことでしたが、私は全然釈然としないままです。
帰宅し、我が家の息子にその話をしたところ、「みんな、そうでしょ。思っているけど、口には出さないだけだよ」と、2打目のパンチが飛んできました。ショックを隠せない私に「それが普通だと思うけど」とトドメを刺されます。
兄弟姉妹は仲良く育つだけではなく、ケンカして一方的にやられて泣いて、親に叱られてもなだめられてもまたケンカして。
飲んで~飲んで~飲まれて飲んで~という無限ループ。
子どもが初めて人間関係を学ぶ大切な教場とも言えます。
私自身は一人っ子を経験したことはなく、一度も憧れたことはありませんでしたが……。
みなさんはどうでしょうか?
二人っ子代表のピーナッツ 一人っ子代表のピスタチオ
(E)