先月のゴールデンウイーク、一年ぶりに父の田舎(北関東)に一泊してきました。
東京乗り換えで電車の旅。ゆっくり座って行かれるので、田舎へ行くときの楽しみでもあります。
まずは高円寺でどうしても買いたいモノがあったので、初降車。
買い物も無事に終わり、前から来た男性と擦れ違い様にがっつり目が合いました。
男性と目が合ったのではなく、彼の腕にとまっている大きなフクロウと。どれくらい大きいかというと我が家の愛犬くらい(約9キロ)です。
一応、フクロウの足と男性の手首は、しっかりとした鎖のようなもので繋がれているのですが、ちょっと怖い…。周囲では誰もびっくりしている様子はありません。
さすがは中央線カルチャーの代名詞ともいえる町。いちいち干渉されず、何でも自由なことが出来そうです。
田舎に向かうべく、東京方面に向かって再び中央線に乗車。
目の前に座っている男性が膝の上に乗せているバックから、ふわふわのピンクのリボンが顔を覗かせています。
その正体はデイジーダック(ドナルドダックのガールフレンド)のぬいぐるみ。
ミッキーマウスが耳だけでもそれとわかるように、大きなリボンだけでデイジーととわかってしまうフォルム。さすがはディズニーメイドです。
ちょうどいいサイズのバッグがなかったのか、それとも敢えて頭半分だけをのぞかせる入れ方で一緒にお散歩したかったのか、真相はわからないまま、男性はデイジーと共に新宿で下車していきました。
久しぶりのお出かけはウォッチングするものだらけで、スマホを見る間もないほどに私を飽きさせません。
無事に田舎の家に到着してお墓参りに向かう途中、田んぼに大きなキジがうろうろしているではありませんか!
この驚きを誰かと共有したいのに、両親は家にいるし、見渡す限り田んぼのこの地では歩行者もゼロ。
仮に通りがかりの人を掴まえたとしても、彼らにとってはおそらく日常茶飯事、共有できそうにありません。
キジの雄は尾が長く、それはそれは美しい羽色です。孔雀のようなきらびやかなグリーンが遠くからでもはっきりと分かります。
そうっとスマホを取り出し、所有6年目のAndroidで撮影。このクオリティ(泣)。
私に気付くとサッと身を屈めて隠れるも、田植え直前の田んぼには身を隠すものはなく、丸見え。スタコラと走って逃げる姿はなんとも愛らしいのです。
キジは見かけると幸運があるとか! なんとも幸先のよい5月の始まりです。
また、翌朝庭には山鳩がウロウロしており、日当たりの良いところを見つけて日向ぼっこ。足を完全に隠すそのフォルムは鳩サブレそのもの。じっと座っていたその鳩はしばらくすると飛び立っていきました。
フクロウ→アヒル→キジ→ハト
このように鳥と非常に縁のあった連休でした!
(E)