八月の後半から茅ケ崎の砂浜には小さな穴が無数に空いており、小さいカニが出たり入ったりしています。
写真のちびカニ、見えるでしょうか? その姿がなんとも愛らしく、見事な保護色をしています。
人が近付くとササ―っとカニ走りで穴に吸い寄せられるかのように隠れてしまい、その後を追って急いで穴を掘ってみても、見つからず……。掘り進めていくと意外と浅いときもあり、結構深いこともあります。
いずれにせよ、穴の中からカニを見つけられたことがありません。もうちょっと大きいカニならば、捕まえられるのに!
もしかすると、モグラのように高速で砂を掘って逃亡しているのでしょうか。
あまり追い掛け回すと、波打ち際に行ってしまうこともあり、波と共に消えてしまいます。
ここ数日は愛犬が長時間かけて追いかけているのですが、犬の目にも保護色は有効のようで急に見失ってキョロキョロしています。庭のカナヘビやバッタも然りで、いつまでも消えた先を探し続けているのです。
何とか一度は小動物を手にし、喜んでいる姿を見たいと願うばかりの親心。虫取り網とカゴでも買って採集に行こうかとも考えましたが、過保護ですね。自分で追跡するからこそ、楽しいのかもしれませんし。
ちなみに、いつか海に上がっていたエイは大きすぎたようで困っていました。
お散歩には毎日発見があります。これから涼しくなる季節、皆さんもぜひ海辺をお散歩してみてください!
(E)