せっかくのお盆休みはイマイチでした。
台風の影響で雨がスコールのように降ってきたり、家族が体調を崩したり、田舎へ帰省は断念。
おとなしく家の片付けや草むしりをして過ごしていたのですが、日本に残る唯一の店舗となったアンナミラーズがいよいよ閉店と聞いて、居ても立っても居られず、姉と一緒に行くことに。
朝8時半に出発、品川駅に9時45分に到着しました。
先に姉が到着しており整理券をもらったのですが、その待ち数137組、入場は14時~15時頃と想定されています。
整理券配布時にLINEに登録、随時待ち数を確認できるようになっています。
ディズニーランドでもこの待ち時間はないでしょう。一旦家に帰宅してもいいくらいですね。
ちなみに、店舗は9時オープン、一番に入店した人は7時から並んでいたそうです。
この待ち時間をいかにして過ごすか? 近隣の映画館では観たいものがなく、水族館は入場に事前予約が必要。品川で時間をつぶすことは諦めて、大好きな東京駅へ向かいます。 観光に来た気分を味わえるショップがたくさんあるので、いつ訪れても飽きません。お昼まで歩回り、疲れたのでカフェで一休み。
いま昼食をとってしまうと満腹になることを恐れ、飲み物だけにします。
長時間冷房の効きすぎている室内で過ごして歩き回ったので、あたたかいミルクティーがほっとします。このとき、正午で「あと89組」の通知が。
入店が夕方になってしまうのではないかという不穏な空気が流れる中、大丸の地下街へ。夕飯のお惣菜を買うつもりが、魅力的な食材に心躍り始め、いつの間にかエコバッグがぱんぱんになるほど買い物をしています。
姉も私以上にマチのあるバックを膨らませており、荷物を整理するために端っこにあるベンチにいきます。
二人して、お弁当やらお惣菜やらをベンチに並べ、キレイに入れていく。子供の頃、こうゆう後姿を幾度となく見かける度に子供心にオバサンはいやだなあと思ったことが蘇ります。姉と「こんなことをするようになるなんて信じられないね」と言いつつ、恥じる気持ちははまったくない。時の流れは否が応でも人を変えていきます。
買い物を終えてもうすることもない14時、待ち数は77組。疲れ果てて帰ることを決めました。
16時半過ぎにようやく入場案内の通知が届きましたが、このときすでに帰宅し、犬の散歩中。
店舗は閉店してもネットショップでパイは買えるので(現在soldout中)、いつかお取り寄せして1ホール食べようと姉と誓い合いました。
さようなら、アンナミラーズ!またいつか!
(E)