澄んだ空の気に青い空。
晴れて乾燥が続く日々。
空気は冷たいが心地良く春間近を感じる。
いつもなら5分おきに携帯の目覚ましをセットしているが、
久しぶりに目覚ましをかけることなく起きた日曜の朝。
ゆっくり犬と一緒に海まで散歩に出た。
柔らかな陽射しに包まれた海はキラキラと輝いていた。
もう20年以上も前になるが、
LAに少し住んでいたことがある。
ハワイと違って気温が高くても風や空気が少し冷たく、
ビーチでは夏でもパーカーなど着ていた。
青空を見ていたらふと当時のことが思い出された。
サンタモニカ近くのカフェで初めて食べた「エッグベネディクト」。
イングリッシュマフィンにベーコン、ポーチドエッグを乗せ、
オランディーズソースをかけたもの。
このソースは卵黄、バター、レモン汁が入っている。
卵好きの私はよく食べていた。
最近ではいろいろな店でたべられるようになったが、
帰国後、Billsに「エッグベネディクト」があり感動したものだ。
ゆっくりと迎えた朝なので、
久しぶりに「エッグベネディクト」を作ることにした。
散歩帰りに少し足を延ばし、
イングリッシュマフィンを買いにスーパーへ。
付け合わせはポテトとほうれん草のソテー。
ジャガイモは皮ごと軽くチンして食べやすいい大きさに切り、
オリーブオイルで炒めクレイジーソルトでシンプルに味付け。
ほうれん草はさっと茹で湯切りし、
バターと塩で炒める。
卵黄に溶かしたバターとレモン汁、マヨネーズを入れ混ぜておく。
小さめの鍋で湯を沸かし酢を入れたところに
卵を割り入れポーチドエングを作る。
イングリッシュマフィンを半分に切ってトースターで焼く。
後は焼いたベーコンを挟んで盛り付ければ出来上がり。
当時LAで食べた味は既に忘れてしまったが、
きっと似たような味だったはず。
いつも雑な朝食だが、
たまには少し手をかけるのもいいものだ。(m)