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東北に用事があり、
金曜の夜から3泊の車の旅。
行きは那須塩原のサービスエリアで車中泊。
翌朝東北に向かって車を走らせた。
天候にも恵まれ、
日中はTシャツでちょうど良い。
朝晩はさすがに冷え込みはあったが、
まだまだ過ごしやすい季節。
犬連れだったので宿泊は全て車中。
駐車ができ、手洗いが出来る安全な場所は
やはり『道の駅』。
今回初めて行った宮城県気仙沼市の
『道の駅　大谷海岸』。

以前、直売所やレストラン、マンボウの水槽があり、
道の駅にはＪＲ気仙沼線の大谷海岸駅が併設され、
「海水浴場に日本一近い駅」として利用されていたそうだ。

だが、震災で津波により全て消え壊滅的な被害を受けた。

また悲劇が起こらぬよう、
国は砂浜のあった場所に防波堤の建設を計画したが、
地域住民と自治体が一緒に協議を重ね、
砂浜を残す計画に変更し、
防波堤を背後にかさ上げして、
国道や土地を整備した。
かさ上げした土地に『道の駅』を建設したのだ。

もちろん新しい『道の駅』だから
綺麗なのは当然かもしれないが、
空間づくりにこだわった、清潔感ある明るいバスルーム、
授乳室など、安心して利用できる。

驚いたのは活気があふれていたこと。
旅行者だけでなく、地元の方々が行き交う場所になっていた。

早朝、真っ赤な日の出を拝むことが出来た。

潮風が吹き抜ける『道の駅』。
季節の野菜や魚介類が勢揃いし、
地のものを使った手作りのおむすびや、卵焼き。
内容が濃いのに驚いた。

さてさて、茅ヶ崎の『道の駅』。
令和7年7月オープンとのこと。
どのような『道の駅』が誕生するのか…。
地元にも旅行客にも愛される
『道の駅』になることを願っている。（ｍ）