昨日逗子文化プラザにて
ドキュメンタリー映画「生きる」を観た。
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、
宮城県石巻市の大川小学校は津波により
多くの児童や教職員の方々が亡くなった。
「あの日、何が起こったのか」
こと問いを求めて、
止まってしまったその日から
8年かけて真実を求めた映画だった。
震災の日、我が家はディズニーランドにいた。
午前保育だった幼稚園に迎えに行き、
そのまま誕生日が近いことからディズニーランドに行った。
レストランを予約していて、
少し遅めのランチをいただき、
これからミッキーが席に現れる予定だった。
その時、急に揺れ始めたのを鮮明に覚えている。
その後、いろいろな情報が飛び交った。
施設内から出ることが出来ず、
また高速も封鎖状態になっていた。
駐車場が液状化していたが、
たまたま私たちの車の辺りは大丈夫だった。
車の中で一夜を過ごした。
閉館までいて夕食を食べる時間がないと思い、
お結びをたくさん作っていったことが功を奏した。
施設に続くホテルのコンビニ等、全て空になっていた。
明け方になると、
自宅方面の高速が開き、
空いているうちに帰ることが出来た。
その後、報道が続く日々。
凄まじい映像に震えた。
あれから13年。
あれほどの震災を目にしながら、
時間の経過とともに記憶が薄らいでいく。
それでも決して忘れてはいけない。
生きること、そして他人事にせず考えていきたい。(m)