先週土曜日、
茅ヶ崎花火大会がサザンビーチで開催された。
昨年はまだなかなかコロナの終わりが
予測できなかったからか、
9月に入った最初の土曜日の夏終わりに、
15分間の花火大会が開催された。
今年はなんの規制もなく、
再び茅ヶ崎の夏の大イベントが戻ってきた。
ジリジリと太陽が上がり、真夏の一日がスタートした。
早朝から青く澄んだ空にはハート形の雲が浮かんでいた。
サザンビーチも賑わいを見せていたが、
夕方になると場所取りの方々が多くみられるようになった。
日没になると
あっという間に多くの人で埋め尽くされていった。
我が家は海の家の前あたりで打ち上げを待っていた。
カウントダウンが始まり、
5、4、3、2、1…
ドーン!と花火が上がり大輪が空に広がった。
今年は2000発。
昔々から茅ヶ崎の花火大会はあったが、
当時は打ち上げの間隔が長く、
「え?終わっちゃった?」かと思うと
またヒュルル…ドーン!と打ち上がった。
そんな花火大会も、
年々豪華さを増していった。
今では多くの観光客も花火大会に集まるようになった。
途中休憩?が入った。
前半、後半と分かれていたようだ。
簡単な花火の説明が
花火大会本部の放送で流れているようだった。
花火は海面を、そして夜空を
幾度も華やかに彩り描いていった。
そして終わると、砂浜で観ていた人々は、
携帯のライトをつけて防波堤に向かって大きく手を振り
「ありがとう」の感謝を伝えた。
すると防波堤の方から発煙筒だろうか、
赤い火のようなものが大きく揺れだした。
素晴らしい交信のひととき。
いつから始まったのだろうか。
この交信に胸が熱くなる。
些細なことだが、
お互いを思いやるそんな温かさを感じるひとときだ。
湘南の夏はまだまだ続く。(m)