桜はピンク色の絨毯を作り始め本格的な春の到来。
春は食材が豊富。
2月ごろの蕗の薹から始まり、
タラの芽、筍、蕗…と続いていく。
苦みの強いものから少しずつ柔らかい味のものに変化していく。
そんな土の味深さの他にも爽やかなものもある。
以前のBlogにも記載しているが、
夏みかんの季節も訪れている。
我が家にも数年前に購入した夏みかんの木があるが、
残念ながらまだ小さく、
今年は5つだけ実が成った。
湘南の地域は柑橘系が育つ環境に適しているからか、
ご近所でも庭に見事な大木を見ることがある。
マーマレードを作っている方が多いようだ。
我が家で作るのは夏みかんゼリー。
「下の方の実は収穫しちゃったけど上の方のでよかったらどうぞ!」と、
嬉しいお言葉をいただき、
軍手とハサミを持ってご近所へ。
見事な大木の上の方にいくつもの夏みかんが成っていた。
脚立に登りトゲに気を付けながら手を伸ばし収穫。
2、30分ぐらいで袋いっぱいになった。
この時期まで実を成らせておくと、
熟し甘味が増し美味しくなる。
早速試食。
爽やかな香りと共に、
甘酸っぱい果肉が弾け口の中に広がった。
一つ一つ丁寧に洗いラップで包み冷蔵庫で保管。
後は時間があるときにゆっくりゼリーを作りたいと思う。
青空の下、果実の収穫はこの上ない至福の時となった。(m)