20歳を迎えた皆様、そのご家族の皆様、
おめでとうございます。
成人が18歳と引き下げられた昨今ではございますが、
20歳という節目はやはり大きく、
そして華々しく思います。
これから未来へ大きく羽ばたくことを
心よりお祈り申し上げます。
さて、
一昔前は、15日が成人式。
元旦、二日はお書初め、七草がゆ、松の内の行事…。
いろいろな行事が各地で行われる。
そして11日は鏡開き。
お正月の、年神様にお供えしていた鏡餅をおろし、
おしるこなどにして食べる。
お供え物を食べることには意味があり、
一年を幸せに過ごすための力を得る。
年神様が刃物をきらうということから、
包丁を使わず、手や木づちなとで鏡餅をわる。
そんなことを母がよく言っていた。
我が家には立派な鏡餅はないが、
お正月ののし餅の余りがまだ多くある。
今年はこれでおしるこに。
小豆を一度沸騰させ煮こぼす。
再度たっぷりの水に入れ煮る。
アクを取りながら小豆が柔らかくなるまで煮る。
砂糖を加え好みの甘さにする。
少量の塩を入れて…。
お餅を焼き器に入れれば完成。
今は便利に1食ずつのおしるこが売られている。
小豆たっぷりのもの、こしのものなど種類も豊富。
もし時間があれば、
意外と簡単にできるので是非作ってみてほしい。
余ったら寒天やゼラチンで固めれば
水羊羹に変身。
ちょっと和を感じるひと時を味わえることだろう。(m)