2023年お正月。
新しい年の幕が上がった。
我が家は毎年初日の出を海で拝んでいる。
今年も6時15分ごろ家を出発。
犬を連れて海に向かった。
人が大好きな犬なので海まで行くのに時間がかかる。
すれ違う人々にしっぽを振り振り…、
頭を撫でてもらうと体まで要求する始末。
10分もかからない海にも関わらず、
30分ぐらいかかって到着。
1週間ぐらい前から天気予報は晴れだった。
「初日の出は多くの場所で観られるでしょう」的なコメントも
多くニュースで言われていた。
だからなのか…、多くの人で海岸が埋め尽くされていた。
毎年海に来ているが、
ここまで多くの人が集まるのは初めてのように思う。
Tバーの先の方まで人、人、人だ。
江の島の右の辺りが少しずつオレンジ色になってきた。
静かに時を待つこと2、3分。
ゆっくりと太陽が姿を現した。
人々の歓声が上がり、そしてまた静まり返った。
みんなじっと日の昇りを見つめている。
海岸にいる人々が光りに照らされ輝いていた。
そっと手を合わし祈る姿。
穏やかな健やかな一年になりますように。
当たり前だが、必ず生きている限り誰にでも明日は来る。
どんな一日を過ごしても必ず日は昇る。
私はどんな一日を過ごしても笑顔で明日を迎えたい。
初日の出の光りを体中に浴びながら
昨年よりも優しい一年になることを願い誓った。(m)