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【とこ湘Blog】開高健記念館

投稿日:2022年1月31日
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朝夕の犬の散歩コースで

いつも前を通っていた。

『ここがお住まいだったんだ…』と
気づいてはいたが、
近すぎてなかなか訪れていなかったところ。
「今日こそは!」と朝の散歩で門に誓い、
日中買い物後に訪れてみた。
散歩時は閉まっていた
素敵な石積みの門の扉が開いていて、
何となくフレンドリーに迎え入れて
くれたように感じた。
開高健さんは1974年茅ヶ崎市東海岸南に
仕事場として住居を建てられた。
当時はとてもモダンな家だったのではないか。
玄関を入ると、
吹き抜けのリビングであっただろう空間に、
健さんの書籍等展示してあった。
自筆の原稿もあった。
角の取れた丸目の文字で、
原稿用紙のマス目に綺麗に収まった字。
読み易く温かみを感じた。
また釣りがお好きだったようで、
釣り道具等も多く展示されていた。
だから茅ヶ崎の地を選ばれたのだろうか。
家の周りに健さんが名付けた
『哲学者の小径』があり、
所々に石碑があった。
そこに健さんの思いを寄せた言葉が
端的に残されていた。
58歳という生涯。
もっともっと知りたくなり、
まずは第一歩、
芥川賞受賞作「裸の王様』の本を購入した。
同じ茅ヶ崎で同じ自然の中で
健さんの生の歩みに触れてみたいと思う。(m)

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とことこ湘南 編集部
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営業時間:10時~18時
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