こんにちは! とことこ湘南編集部Yです。
本日は土曜のロス飯班長Tさんのロス飯企画をお借りして私なりのロス飯をお届けいたします(^-^)ノ
ロス飯=お店が閉店し、もう二度と食べられないメニューのことです。
《Tさんによるバックナンバーはこちら↓》
“ロス”飯ファイル プロローグ
vol.1『めぞん・ど・びゃん』の「めちゃうまライス」
vol.2『タンポポ』の「たまごラーメン」
vol.3『しらすやガーデン』の「生しらす」
vol.4『アンチョビ』の「パングラタン」
vol.5『松寿し』の「さばの姿鮨」
vol.6『つち田』の「冷麺」
【“ロス飯”閲覧注意事項】
●お店は閉店しております。
●画像が無い場合がございます。(今回はあります!)
●あくまで個人の意見です。
私の場合、まさにロスしたてのロス飯で、心にぽっかり空いた空洞が未だふさがっておりません。
メインの写真でお分かりの方もいらっしゃるでしょうが、ご存知大庭の
2021.1.13 追記:同記事の執筆時点では閉店されていた青葉さんですが、2021年1月に場所を移して再オープンされました! 詳しくは記事の最後をご覧ください! |
横浜中華街でも有名な「重慶飯店」をはじめ、ホテルや結構式場等で腕を振るってきたオーナーが「おいしそうに食べているお客様の雰囲気を直に感じられるオープンキッチンのお店で料理したい」という思いから、大庭で開店したのが「中国名菜 青葉」でした。
何もかもがおいしいのですが、個人的に一番”ロスっている(?)”のが同店でも人気メニューだった「牛バラ煮込みご飯」です。
牛バラがごろんごろん入っているあんかけがご覧の大盤振る舞い。お肉は「お箸で切れる」どころかレンゲでホロッと崩れる柔らかさに煮込まれていて、多すぎるように見えてもすきっ腹だとするするっと完食してしまったものです。ほのかな八角の香りも本格的で最高です。本当にまた食べたいなぁ…。
カニチャーハンもおいしかった。当時私が古い携帯で撮った映えない写真でもパラパラ具合が伝わったのか、結構いいねをいただきました。
日替わりランチもこの充実っぷりで735円! スープとライスはおかわり自由!
ただただありがたい!
味だけでも文句なしの名店な青葉さんですが、お冷やお茶を小まめに入れに来てくれたり、取り皿を交換してくれたり、申し訳ないほど接客も丁寧でした。オーナーも奥様もスタッフの皆様も、お店に関わる全員がなんとも優しい雰囲気で、お店そのものが何よりも懐かしかったりします。
青葉さんは今年5月、惜しまれながら閉店されました。
私は5月の初めごろ、まだ閉店を知らないままに「このコロナ禍だしなぁ~そうだ!青葉さんでテイクアウトさせてもらおう!」と、これが最後の機会になってしまいましたが、いよいよ閉店が迫る頃には連日満席で予約も叶わなかったので、あの時思い付いて本当に良かったです。
最後の”青葉飯(あおばめし)”。おいしかったけどお店でも食事したかった…。
この時、テイクアウト予約のお電話の際に青葉さんが「お鍋を持ってきてくださいね」と仰ったので「あんかけ系のメニューを入れるのかな?」と思ってまあまあ大きめのものを持って行ったのですが、中華料理屋さんでチャーハンを頼むとサービスでちょっとしたスープが付いてきますよね。あれを入れてくれるためだったのです。
帰って鍋のフタを取ると、例のスープが鍋一杯なっみなみと入っていました。10人分以上あったと思います。そ、そうとは知らなかったから……。「これ、鍋です」と渡されて「えっ! こんなに飲むの!? …でも入れてあげるかぁ」と思われたのでしょうか。非常にお恥ずかしい…よりによって最後にこの体たらく…
青葉さん、その節はお気遣いいただいてしまい申し訳ありませんでした。
長い間、美味しい中華をありがとうございます!
でかい鍋、すみません。
(Y)
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