いつも車ばかりの生活を送っているが、
久しぶりに先日江ノ電に、
そして今日東海道線に乗車した。
江ノ電は何年振りだろうか。
鎌倉から鵠沼までの乗車。
いつも車で行く時は、
海岸線を通り海を眺めながら走っている。
電車に乗り外を眺めると、
見慣れているはずの景色が全く違って見えた。
草木が間近に見えたり、電柱が異様に大きく感じたり…。
車から見える空の色も、電車からは濃い青色に見えた。
江ノ電でも東海道線でも共通して感じたこと。
まず1つは、車内の行き先を示す電光掲示板。
「つぎは藤沢…」の内容を日本語と英語で掲示していたが、
いつの間にか韓国語も追加されていた。
『今ごろ気付いたの?』と言われそうだが、
韓国の観光客等多い湘南では特に役立っているのだろう。
次に乗客のお行儀の良さ。
スマホの世界に入っている方は、
目の前30cmに集中し静かに座っていた。
また高校生は背後の方等の邪魔にならないようにと、
デイパックを前に背負っていた。
いつの頃からか当たり前のようになった電車の乗り方。
最後にもう一つ。
これは本当に驚いたこと。
東海道線の車内にゼリー飲料の飲み終わったパッケージが落ちていた。
大学生らしき女性がカバンからペーパーを出し、
ゴミに当てがいながら拾い下車していった。
車内の真ん中に捨てられた…、
いや落としてしまったのかも知れないが、
目立つところにあり、
実際私自身も気付いてはいたが、
何となく拾う勇気は持ち合わせていなかった。
ふと思い出した。
先日のサッカーワールドカップの開幕戦後、
日本のサポーターがスタジアムの清掃を手伝っていた映像が流れていた。
「日本はゴミを残しません…。」のようなコメントもあった。
車内でスマートにゴミを拾ってくださった女性の行動に、
『これからの日本の未来はきっと大丈夫!』
と心の中で叫んでしまった。(m)