こんにちは。編集部Aです。
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梅雨に入り、夏日になる日もある最近の蒸し暑さに「不快だ~💦」と感じることが多くなったので、窓際に風鈴「松虫」と「鈴虫」を吊るしました。
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エアコンの冷気が苦手な私は、窓を開け扇風機を回してしのぐことが多かったのですが…う~ん、何か足りない。
気分的にも涼しくなれるものはないかと探して見つけたのが「風鈴」でした。
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様々な風鈴の音色を聴いた中で、私に癒しを与えてくれたのが「小田原風鈴」の「松虫」と「鈴虫」です。
チンチロ~♪と落ち着いた音色で柔らかく鳴る「松虫」
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リンリンリン~♪と可愛らしく高音を奏でる「鈴虫」
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小田原で室町時代からの伝統を受け継ぐ鋳物工房「柏木美術鋳物研究所」さんが独自配合の真鍮で作った風鈴は、音の響きが美しく、音の余韻も楽しめて、暑さだけではなく疲れも包み込んでくれます。
日によって片方ずつ鳴らしてみたり、両方鳴らして楽しんでいます。
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風鈴の音に涼を感じるのは、日本人ならではの感覚なんだそうです。
脳が「風鈴の音色」→「風が吹いた」→「涼しい」と勝手に判断し、末梢神経に命令を出す結果、涼しくなるそうで、体の表面温度が2~3℃下がることも立証されているそう。
何百年も昔から夏に涼しさを感じるための道具として使われてきた「風鈴」が、現代の日本人の感覚に染み込まれているのも感慨深いものがあります。
風鈴の音と涼しさが結びつかない外国人には、この現象は起こらないのだそう。
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季節の風物詩「風鈴」で、耳からも「涼」を感じ、暑い夏を乗り切るのもいいかもしれませんね(A)