言葉をたくさん知っているかどうかは、とても重要なことです。特に中学生になると、大人が接するのと同じ文章になってきます。社会や理科の教科書もそうです。言葉の力が弱いと、様々な教科を理解するのが難しくなるのです。
ですから、小学生の時にできるだけ言葉の力(語彙力)をつけておくことが望ましいと思っています。
塾では、頃合いを見て、このテキストを学習したりします。週に○ページと決めて進めると、だんだん難しくなってきたところで気持ちが後ろ向きになって、学習効果が弱いと思ったので、マイペースで進めることにしました。それでも、2ページ10分程度でできます。
よくできる生徒は、今までになにげなく見聞きした言葉の意味が、きちんと確認できて良いと言っていました。
別の生徒は、たくさん間違えますが、下の段はできています。上の段で間違えても、答え合わせをしてから下の段に進むので、いったん学習したうえで進むことになり、できるようになっているのです。
コピーでやって、テキストには印だけをつけておき、後日またやります。まちがいが多い生徒は、できなかった箇所に印をつけるのではなく、できた箇所に○をつけることにしました。○は2回目以降、色を変えてつけていきます。○が増えると気分も良いことでしょう。