千葉市で1951年に、丸木舟と共に発見されたのが3つぶのハスの種です。そのうちの一つから、芽が出ました。2000年以上前の種です。
このハスの種は、殻(カラ)がかたくて、いったいどうやって芽を出すんだろうと思うくらいです。ヤスリで一部をガリガリとけずりました。
それくらいかたいので、2000年もの間、生きて残っていたのでしょうが、不思議(ふしぎ)と言えば不思議です。
なお、発見当時、小中学生やボランティアが、1ヶ月以上発掘(はっくつ)にたずさわりました。地表から6メートル以上のところを掘り続けたのでした。