床板があります!
たて穴式住居の時代(平安時代あたりまで)は、土間の上で暮らしていました。しかし、この家には立派な板が張ってあります。
当時、長いノコギリは無かったので、丸太にクサビを打ち込んで板を作っていました。それを「ちょうな」という手おので整えていたのです。床をよくみると、少し凹凸がありますね。これが「ちょうな」で削った後なのです。
板が光っていますね。箱木家の方々が、代々お手入れをされていたのでしょう。その年月の重みが、この板を光らせているのでしょう。
私邸を公開されている箱木さんですが、90歳を超えてもご健在で、お話も伺いました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございました。