歴史のテスト勉強は、やはり覚える事が多いです。塾で作ったプリントは16枚あり、覚えながら一通り終わらせるのも大変です。
そこで、興味を持てそうな話を差しはさむのですが、今回は江戸時代後期のある下級武士の食事の記録が少し残っているので、生徒に紹介しました。なお、お米は食べていたと思います。
「6月のある日、夕食のおかずはしじみ汁。」「それだけですか。」「そう。」
「次の朝はつみれ汁。昼と夜は豆腐だけ。」「えー。」
「その次の朝はゴボウ汁。昼はナスの煮物だが、夕食はかつおぶしごはん。」「…。」
「普段はこんな感じなんだけど、時々友達と料理屋に行って、魚の天ぷらやウナギも食べたそうだ。農民がなかなかお米が食べられないことを考えると、恵まれていたのかもしれないよ。」
この人が現代の小学校の給食をみたらびっくりするでしょうね。