理科や社会など、覚えたり理解する事が多いと、特に入試前は大変です。例えば社会は地理・歴史・公民がありますが、その3つからまんべんなく出題されます。
まとめてある問題集などをどんどん先へと進め、しかも何回もやらないと身につきにくいものです。
ある生徒が、ノートにまとめながら覚えるという方法をとりました。しかし、入試まであまり時間はありません。塾では「おぼえ時間」を設けてはいますが、全然足りません。
でも、その生徒は、そのやり方でやるというので、了承しました。確かに、理科では「光」など、細かい単元に分かれているので、その部分を着実に学習すれば、その部分は点が取れます。
生徒にもよるでしょうが、スピーディーに進めすぎても、アタマが混乱してきます。
かといって進め方が遅いと、終わらない可能性もでてきます。
ハラハラしましたが、その生徒は合格しました。
どのやり方が正解だということではなく、その生徒が、自分のやり方を貫いたことが、素晴らしいと思いました。