久しぶりにちょっと雨が降りました。ハスの葉の上に雨のしずくができています。
はて、どうして葉にしみていかないのでしょう。
ところで、水は、水の分子というものがたくさん集まってできています。水の分子は、お互いに引っ張り合う性質があります。水の表面(一番外側)は、内側には引っ張られますが、外側は空気なので、引っ張るものがありません。このため、水は球形になっていきます。
一方、ハスの葉の表面には、とても細くて細かい、短い毛のようなものがたくさんあって、水をはじくしくみになっています。ですから、水はしずくのままでいるのです。