生徒に、どのように学習したのかを聞きました。
覚える漢字が100字あったとし、1回目の自己採点テストで50字間違いがあったとします。間違えた漢字を1回ずつ書きます。その上で、間違えた漢字のみをもう一度テストします。すると、15字くらい合うそうです。同じようにしてまたテストをします。また15字くらい合います。
最後まで書けなかった漢字は、何回も書いて練習します。
テスト前日に、もう一度全部やってみます。
不思議なのは、1回書いただけでかなり覚えている点です。本人によると、小学生の頃から塾で、「覚える練習」をしてきたからだということでした。それから、塾では英語の教科書暗記をしているので、それも役に立ったそうです。覚えるトレーニングを続けてきたからだということでした。
中学生の時は、生徒によっては思わぬ才能が見え始め、発揮できる場合があります。それは特に、定期テストというプレッシャーの中で生まれます。今回もそのひとつかもしれません。