浜大根の花がさいていました。
主に浜辺(はまべ)にさきます。野生(やせい) のもので、大根の部分があまり太くないそうです。また、かなり苦(にが)いそうです。
鎌倉時代中期の1230年、大飢饉(だいききん:食べ物がほとんど無くなること)がおきました。鎌倉でも死者が出ましたが、この大根には毒消(どくけ)しの効果があり、病気が広がるのを防いだそうです。
今では鎌倉で、鎌倉大根というのが栽培(さいばい)されているそうですが、ルーツ(おおもと)はこの浜大根なのだそうです。
茅ヶ崎にも浜大根は生(は)えていますが、あまり多くはないので採(と)らないようにしています。
写真は3月20日、真鶴半島でとりました。