たけのこが出ています。一日に数十センチも伸びるそうです。
そういえば竹取物語(かぐやひめ)では、おじいさんが、根元が光る竹を一本みつけます。筒の中が光っています。手にのるぐらいの小さな人が、とてもかわいらしい様子ですわっていたとあります。そして、わずか三ヶ月ばかりで一人前の娘(むすめ)になったそうです。
竹の子もすぐに大きくなるし、かぐや姫もすぐに成長します。にていますね。
なお、「竹の子」は、本当は竹の子どもではありません。竹の新しい芽です。タケノコは、まわりにある竹と、地面の下の地下茎(ちかけい)でつながっています。そこから、栄養分をもらって大きくなります。元からある竹と「タケノコ」は、全体が一つの命なのです。