前回は開封し、始めて稼働させた日のお話しでした。
ロボのあまりのポンコツぶりに打ちひしがれ、Amazonの返品手続きを速攻開始したあの日。
Amazonは合理的で、返品返金をするしないなどの消費者との不毛な戦いはほぼスルーして、「あーはいはい、返品ですね了解です」てなもんで、きちんとルールにのっとればサクッーーっと返品返金が行われる。
ひとまず、申請だけしておいた。
そして…
1週間が経過した。
ロボは成長した。
ワンコのトレーニングの如く、大事なのは反復学習であった様でロボのAIは飛躍的に賢くなり我が家の構造を把握していった。
返品は取りやめて、我が家に合う様に禁止エリアもカスタマイズしながらほぼ毎日稼働している。
掃き掃除はどうしても、家具の隙間やらなんやらで追加の掃除は必要になるが、なんと言っても感動なのは
「水拭き掃除」だ。
ポーの唾液やらクーシーの吐き戻しやら、床は汚れやすいのでかなりマメに掃除をしていたが、その労力がかなり省かれる事になり、それだけでも生活のQOLが上がる。
ポーの散歩前にスマホで指示、戻ったら床がピカピカ。結果、今の所買って良かった、と思えている。ウチは家具も最小限で基本床にモノを殆ど置かない、のでロボットの動きもスムーズで合っていると思う。
ただ、日本の万人の御宅に合うとは言えないかもしれない。殆どの御宅は様々な家具やモノが多く、(お子様がいたら尚更)ぶつかりまくって引き込んで、お掃除ロボットの性能を存分に発揮できない様な気がする。日本の住宅事情に特化した小型高速の自動掃除機が出来たら良いかもだけど。
ともかく、ウチのロボはちゃんと自分の立ち位置を確立して日々暮らしている。
ワンもにゃん達もだんだん慣れて来て、なんならある日は寝ていた。でも、
『自動吸引』だけは…
猫が飛ぶからオフっている。