2年悩んだ末思い切ってお掃除ロボットを我が家に迎えた。
ペットたちの(毛の巻き込みとか?)いらぬ事故の心配をしていたのと、いつか不用品になった際に家電リサイクル♻️が効くのかとか、そもそもプラスチック製品だしなぁとかズルズル先延ばしにしていた。
だが、いつかロボット家電と当たり前に接する時代が来た時のために、早めにロボットと仲良くなっておこう。と意を決した。
選んだのはYouTuberがやたら取り上げていた(宣伝費を大量に投下したであろう)
「ECOVACS DEEBOT N10 PLUS」かなりお高めで迷ったけれど、なにせ『安物買いの銭失い』を何度も繰り返して懲り懲りなのもあって、思い切った。
そして、来た。
取説をサラッと読んでスイッチON。思いのほか大音量で動き始める。
ワンもネコもビビりまくり。しかし、こういった際に好奇心が勝つネコ達、果敢に近づいている。
ワンは完全に怯えて鼻水を垂らし尻尾を下げてなんなら震えている。
…いきなり失敗だったか、、と後悔がかすめ、クーリングオフを調べながらどんより。
ロボ、と名付けたそいつは意に介さず、陽気にマッピングを続けている。
昭和の始め洗濯機が家庭に来た時に、ちゃんと洗えているのか心配で、ずっと回る水流を眺めていたという主婦達さながら、せっせと行ったり来たりマッピングするロボをみんなで、ガン見。
ダスキンモップの方が早くね?絶対早くね?
と心でツッコミながら、高額な買い物をした意地から、「いや、ロボはやれば出来る子のはず。」と見守ることにする。
ひとしきりマッピングを終えたロボは「ドックにもどります」と宣言して帰路へ。
おー!かっけー!
クルクルうろうろ
クルクルうろうろ
え?
「帰れません」
WEB取説を読み直し『ドックに戻れない時は』を試すこと4〜5回。
クルクルクルクル
…バカなの?
ロボはバカだったの?(涙目)
やや強引に電源を付けたり消したり本体を持ち上げて設置したり外したり戦う事小一時間。
ワンもネコも呆れ気味?で既に通常のまったりモード。
諦めかけたその時、
突然!
「自動吸引を始めます!
ガッーーーーー!」(大音量)
ネコは飛んだね。
ワンも挙動不審。
ロボ、、君と上手に暮らしていけるのだろうか。
若干の不安に包まれる我が家であった。
つづく。