・足と骨盤と婦人科系
女性の骨盤は男性とは違い横に広く、毎月の生理や排卵、そして妊娠・出産をするために非常に重要な場所であり、男性とは比較にならないほど骨盤の開閉を行えるようにできています。
このため、骨盤の動きが悪かったり、またその動きに左右差があると、生理痛や生理不順、妊娠・出産時の不調にまで影響を及ぼしてきます。
この骨盤の弾力や状態が最も顕著に現れるのが足首です。
普段から足首が硬く動きが悪いと、婦人科系の問題を抱えていることがあります。逆に、体や心の負担による疲労等から足首への負担がかかることで、骨盤や内臓器に影響を与えることもあります。
生理痛が出たり、その前後の経過が悪かったり、また生理不順が続いている人は、特にその傾向があります。
整体法には独自の足首を回す方法がありますが、足首をうまく緩めることができると骨盤が緩んできます。その結果、生理に関するトラブルがいつの間にか変化してきた例もこれまで多数見受けられます。やり方は後日またご紹介したいと思います。
一方、生理中や妊娠期間中に特に何の問題がない場合には、足首を回すことはやってはいけません。足首をむやみに動かすと、骨盤が緩んでしまうので、生理や妊娠の経過に影響を与えかねませんので気を付けてください。行う時は、こうした時期を避けてください。
続く