前回は、普段から習慣となっている過食が梅雨時の体の負担に繋がってしまうことを書きました。
今回は、そうした消化器を含む内臓と脚との関連についてお伝えします。
・脚と消化器
膝の少し下の外側に「三里」という、東洋医学でいうところのツボ、経穴があります。ここは胃腸の具合が悪い時に針やお灸、あるいは指圧するためのポイントと言われています。
整体法でも、消化器系に関連するポイントとみています。
さて、こうした脚の三里といったポイントが示すように、消化器の負担が脚へと流れ、その時の体の状態によってどこに現れてくるかを読んで取っていくのが整体法です。
これ以外にも、足首は食欲とも関係しており、また太腿の表側の硬直具合は食べ過ぎ状況を現していることもあります。
逆に、脚自体にかかった負担が消化器等へフィードバックして、消化器のトラブルに繋がることもあります。
健康にいいからと言って歩き過ぎたりすることでも、消化器の不調を引き起こすケースもかなりあります。歩き姿勢や歩き方がまずいと、かえって健康に良くないですね。
なお、脚については、今後、私のホームページ内のブログ(http://www.shonan-seitai.jp/)
でも詳しく書く予定ですので、そちらと合わせてお読みください。
続く