6月に入りました。本来はそろそろ梅雨に入る時期なのですが……。
少し遡りますが、今年の春は桜が例年よりもかなり早く咲き、4月に入ると、まるで夏が来たのかと思えるほどの陽気が続きましたね。
一方、5月は早くも梅雨に入ったかのように雨の日が続きました。当然のことながら、私達の体もいつものこの時期とは異なり、梅雨の時に現れる症状を訴える人も随分現れましたが、皆さんはいかがでしたか。
梅雨の時期によく現れる下半身の症状が、私の所では4月の終わり頃から出始めてきました。よく見受けられるのがふくらはぎや足裏・足指が攣(つ)る、いわゆる「こむら返り」です。また「膝痛」や「股関節痛」、さらには「坐骨神経痛」や足首の「捻挫」といった下半身のトラブルが目立ってきます。
こうした症状が立て続けに目立ってきたので、
「あれ?まるで梅雨の症状だな」
と思うほどでしたが、その頃の天候から
「なるほど、今年は既に梅雨に入っているのかもしれない」
と感じ、ガッテンしました(手元にスイッチはありませんでしたが)。
ところが……
そろそろ梅雨に入るはずの今日この頃ですが、今年の梅雨は随分と早まりそうだという予測をあざ笑うように、これを書いている6月初旬は晴天続き。
いやはや、自然現象は思う通りにはいかないようですね。
このように、整体では体に出てくる現象を通して季節を感じるのですが、それだけに季節の変化の早さや停滞に戸惑いを感じざるを得ません。