サンタクロース、今年は皆さんの元に何かプレゼントを持ってきてくれましたか?残念ながら、今年もサンタが来なかった人のために(私もです、悲しい)、特別なプレゼントをいたします。期間限定のスペシャル・ブログ記事です(とは言っても、このブログは読み終わった途端に消滅する……ことはありませんので、ご安心を)。
さて、手荒れがそろそろ気になり始め、さらに今年は感染症対策として手洗いやアルコール消毒に追われ、かなり皮膚の表面の水分や油分が失われていると思います。そういう方は、保湿クリームやローションを使うこともいいでしょうね。
ただし、本質的にはそれは末端の話。
整体法では、やはり体全体との繋がりから見ていきましょうね。
<整体法の乾燥対策>
ところで、12月に入って皆さんは何を食べたいと感じましたか?
おでんや鍋物?それともラーメンや温かいそば、うどんですか?
さて答えは……
全て正解です。そしてこれらが皆、この時期限定の乾燥対策となるのです(元東大王の伊沢君もビックリ)。
少し付け加えるなら、
「温かい」「スープ、汁物」そして「塩分が利いてる」
の3点がそろえば、この時期最高の健康法となりますが、どこからか
「もっと、早く言ってよー」
という松重豊さんの声が聞こえてきそうですね。でも、まだまだダイジョウブ。
さて、塩分が気になる、という人のために。
<乾燥対策の決め手は塩分?>
この初冬の乾燥が強まる時期、体からはどんどんと水分が奪われていきます。そのために水分の補給は必須となります。
ところが、若い頃なら水を少し飲むだけでも五臓六腑に水分が滲みわたってきますが、悲しいことに歳をとっていくと、せっかく飲んだ水も体に浸透する前に、おしっこにすぐ化けてしまいます(食道のトンネルを抜けると、そこは膀胱だった?)。
特に緑茶や紅茶、コーヒーは利尿作用があります。毒素を排出するには良いのですが、今飲んだ水分がそのまま小便になっては、体が潤うべくもありません。
夜寝る前にコップ1杯の水を飲んでも、夜中に何度も尿意を感じてトイレに行ってしまう方もいるのでは?
「悲しい」と言って涙を流そうにも、その涙も渇いているのでウソ泣きになります(聖子ちゃんでなくても)。
そこで、今回ご紹介するのがこちらの方法なのです(通販のCMではありません)。
<塩分の効いた温かい汁物・スープが水分補給の呼び水となる>
塩分の効いた温かい汁物やスープは、とても体が温まるだけでなく、水分が本当によく浸透します。ただし、塩分が利いてないと、喉が渇かないため、水分補給の要求が起こってきません。
塩分が利いていることで、水分を欲しくなるので、こうした美味しいものを頂くと、体も温まり、水もどんどんと飲みたくなるはずです。
つまり、塩分が呼び水となり、水分補給への下地ができてくるので、摂った水分は保持されてくるのです。
塩分を心配し過ぎてしまうことで、水分がうまく摂れず、逆に塩分だけがオーバーフローしてしまうというパラドックスが生じてしまいかねないのです。
コロナ渦の年末年始、忘年会や新年会も、またクリスマスやお正月も、今年はじっと我慢です。ですが、せめて普段一緒にいる家族みんなで鍋を囲み、喉が渇いたら水をガブガブ飲んでください。もちろん、一人鍋もOK(松重さんも「孤独のグルメ」を楽しんでいます)。
といってもアルコールは逆に水分を奪うので、ほどほどに。
次回は、もう既に出てきているかもしれない、年末年始に多く現れるあの痛み(?!)のことをお伝えします。
では、年明けにまたお会いしましょう。
マスク、手洗い、そして水分補給を忘れず、みなさんも良い年をお迎えください。