第4回 秋の体のまとめ ~冬に向かって~
・体も自然界と一緒に変化している
晩秋真っ只中の今、山では木々が紅葉し、街でも銀杏が鮮やかな黄色の葉に色づき、私たちの目を楽しませてくれていますね。
冬に向かって、自然界ではその準備が始まっていますが、私たちも同様です。
今回の「秋の体」では、汗の内向現象が「食欲の体」であることをお伝えしましたね。少し食べ過ぎてきたとしても、それは冬の寒さに耐えられるように、まるで木々が色づくように変化しているのでしょう。
本来は、食べ過ぎれば胃腸が悲鳴を上げて、お腹を下して余計なものをうまく排泄できれば、体はリフレッシュします。ですから、本当は余計なことをせずに、経過を見守るのが正しい健康法と言えるでしょうね。
そこに少しだけダメージを受けた体を整体する体操などを行えば、より早めに経過を促せるでしょう。
・季節の変化に自然と順応していくための健康法
私が行っている整体では、そうした体の知恵を生かすための指導を通し、元気な体に導けるように「整体操法」という伝統的な手技療法を行なっています。
また、体の流れを滞らせている原因箇所を自分自身で緩めるための「整体力学体操」も併せてお教えしています。
私たちの体は、この四季の移ろいの中、その流れにうまく順応しようとします。時には様々な体の違和感や不調を感じることもあると思いますが、それをうまく乗り切ってこそ健康な体、すなわち整体になっていきます。
今回取り上げた「秋の体」のブログ記事を通して、その現象をきちんと理解し、それに応じた体操を行いながら、まもなくやってくる冬に向かってうまく乗り切っていきたいものですね。
・整体人体力学体操で元気になる
なお、今回出てきた体操の指導を受けたい方は、遠慮なくご連絡ください。なかなか文章だけでは伝えきれない所も多々あるので、実際にできているかどうかのチェックにもなるでしょう。
さて、あと数週間もすると、冬に入ります。そこで、次回からは「冬の体」(初回は「師走の体」)をアップしたいと思います。
なお、私のホームページでも別途ブログを書いています。こちらも皆さんの健康生活に役立つ記事を載せていきますので、是非ご拝読ください。