前回のお話、いかがでしたか? え?!読んでない?
恐れ入ります。まずは前回の記事を読んでみてください。1年生が2年生にいきなり上がっても、授業にはついていけませんので(天才でなければ)。
四季の移ろいに順応するには「体温調整」力が不可欠
前回お伝えしたように、体は1年という四季の移ろいにうまく順応していくのですが、それにはうまく体温を調整する働きをしっかりと稼働させることが決め手となります。
春先にうまく体が緩まないと、なかなか毛穴も開かず、いつまでたってもサナギ状態(早くチョウチョになりたい!)。
これでは、暑い夏になっても体の中の熱を放出できず、そうなると皮膚呼吸もうまくいかないため、体にかかる負担が大きく、ひいては様々な体のトラブル現象が現れてきます。
体温調整の決め手は「緊張と弛緩」のバランス力
体温調整の決め手となるのは、体も心も緩むべき時に緩み、緊張する時はうまく引き締まる事なのです。
そして、緊張が続いた後はうまく緩める。また、緩みっぱなしも問題で、いざという時に引き締まらないのも問題ですね。
体のこうした緊張と弛緩のバランスがうまく保たれることで、寒さに対しては脂肪を事前に身につけ(ダウンコートも欲しいところですが)、皮膚からの熱をうまく遮断できることも必要ですね。
一方、暑い季節にはこれとは逆に、寒い時期に身につけていた脂肪というコートを脱ぎ(ついでにヒート〇ッ〇からエア〇ズ〇にも着替えたい!)、毛穴を緩めて思い切り汗をかくことで、皮膚呼吸も活発となります。
こうした、季節の移ろう変化にうまく順応していける体作りこそ、正しい健康法と言えるでしょう。
さて、今月は12月。師走の体は既に走ってしまいした(早く先生に追いつかねば)。
いよいよ次回は「冬の体」の第一弾「師走の体」について書きますので、乞うご期待!