千葉のご当地ラーメン(竹岡式)の大きな特徴の一つに刻み玉ねぎのトッピングが挙げられます。
スープはチャーシューの煮汁をベースにしていますので、しっかりとした醤油味です。
その濃いめのスープになぜかとても合うのが、生の刻み玉ねぎなのです。
うちでは玉ねぎの歯ごたえと風味が感じられるよう、やや大きめの0.5センチ~1センチ四方になるように包丁で丁寧に手切りします。
基本的にはそれを一晩寝かせて辛みを抜いて使用します。※
(※仕込みが間に合わない時は、短時間だけ水に浸して使用することもあります)
そんなこだわりの刻み玉ねぎをぜひ完食して頂きたく、穴あきのレンゲを設置することにいたしました。
これはお客様からのご要望で気づいたのですが、健康上の理由などからスープをあまり飲めない方もおられます。
そんな方でもこのレンゲを使用すれば、刻み玉ねぎだけを掬って食べることができます。
味噌ラーメン専門店などではコーンを食べるために置いてあるところもありますね。
こんな感じでとても簡単に刻み玉ねぎを食べることができます。
5月からテーブルに置いてみたのですが、おおむね好評なようでよく使用されています。
ところで先日、常連のお客様からこんなことを言われました。
「俺はいつもスープを全部飲み干しちゃうから、こんなの必要ないよ。」
ありがとうございます!
とても嬉しかったです。