「英語が話せるようになりたいなら、書けるようになりなさい」
外資系CA時代に英語ができずに香港の訓練センターに戻されたときに英国人の教官から言われました。そして、毎日のように異文化や国際的なテーマについて書くように課題を出されました。私が書いたものを正しい語彙を選んでいるか、文法は正しいか、構成は・・・と丁寧に添削した後には、同じテーマについてディスカッションをするという、かなりスパルタな訓練でした。一度自分が書いたことは、頭に残り対話の助けになる、ということに気づいた体験です。
「英会話」ではなく「英対話」とは、英語で聞いた内容を、英語で考え、発言できる能力です。帰国後、15年間学んだ「茅ヶ崎方式英語会」の創始者である元NHK国際放送の記者の尊敬する先生も「英対話」の大切さを力説していらっしゃいます。また、英語を単なるコミュニケーションツールとして学ぶのではなく、異文化や国際的なテーマなどを英語で学ぶことにより、必要な知識や教養も同時に身につけ、ビジネスパーソンとしての「対話力」を磨くことができます。
「英対話」onlineクラスでは、初級の方から、社会問題(健康、環境、教育、スポーツ、政治、経済、高齢化、今でしたらCovid-19)について自分の考えを書く、という課題を毎回出しています。何を書いたら良いかわからないときには、差し上げるサンプルを筆写するだけでも力になります。語彙の選び方、文法、構成を添削し、ビジネスシーンで「使える」英語力を磨いていただいています。