日本人のための、「外国人受け入れに必要なマナー」を教えることが多いのですが、
今年度4月から、大手建設会社にて「外国籍従業員のためのビジネスマナー」を行っています。
今週は、秋入社の新人向け、4月に入社した新人のフォローアップ研修を行いました。
来年度の新人研修も既に決定しています。
人事担当の方がおっしゃっていました。「彼らは、本社や技術センターで働く技術者で、本国や日本の大学院を出た優秀な人材。日本語、日本の企業風土は全く知らない。日本社会で彼ら自身も日本人従業員も共に楽しく、効率的に働けるよう、英語でビジネスマナーを教えてほしい」
◆秋入社の新人研修カリキュラム◆ 7時間(一部抜粋)
【日本の企業風土】
1.異文化理解
【社会人としての心構え】
【日本の組織の基本的ルール 】
【ビジネスマナーの基本】
第一印象 ・ 身だしなみ ・ 挨拶 ・ 名刺の授受
企業訪問・来客応対 (訪問前の準備 ・ 訪問先での振る舞い ・ 席次)
【コミュニケーション ゲーム】
【指示の受け方】
【総合ロールプレイ】
☝ ゲーム・ロールプレイでは、4月入社の外国籍の方々も参加して下さり、「コミュニケーション・チームワークの大切さ」に改めて気づいたようです。そして、6か月ぶりに会う彼らは、4月に学んだことを、職場で実践している、楽しそうで頼もしい姿に変化していました。
☝ 受講生からの声
・このような受講の機会を与えられたことに感謝をしています。
・厳しい、難しいこともあったけれども、日本社会で生きていくために大切なことを学ぶことがで
きました。現場で活かしていきます。
・傾聴についての研修が特に印象的でした。主張する前に耳を傾けることを実践したいです。
☝ 人事担当の方から
研修は、日本社会で働くことに対して不安な外国人にとって、「誇り、喜び、モチベーション向上、異文化対応力向上」につながったとの声を頂きました。