昨日は久しぶりに鶴嶺八幡宮でのマルシェに参加させていただきました。
境内では「みつばちマルシェ」、参道では「つるのこマルシェ」という形での開催。
楽器を搬入していたら、クレープ屋さんのお姉さんから声をかけられました。
彼女は京都のご出身で、10代の頃に琴を習っていたそう。
京都市はボストン市と姉妹都市なので、国際交流の為、ボストンで演奏したこともあるのだとか。
その時は振り袖を自装(自分で着る)出来たのに、今は畳み方も忘れてしまった!と笑って話しておられました。
今からお稽古をまたお始めになりませんか?と言ったら、もう弾かないだろうと考えて、去年、京都の琴の先生に楽器をお譲りしたとのこと。
やっぱり断捨離ブームですね・・。
マルシェ演奏は尺八のUさんにお手伝い頂き、千鳥の曲を合奏しました。
Uさんは非常に真面目な方で、私が「楽しく演奏しましょうね」などと能天気に言うと「(自分にとって人前での吹奏は)真剣勝負です」と返されます。
でも、お稽古をコツコツ積み重ね、自主トレも怠らず、発表の場数も踏み、心境に変化が起きつつあるご様子。
昨日の千鳥の演奏にもこれまでと違う「ゆとり」が感じられました。
人はいつからでも成長できる!というのは本当ですね。
ご本人も、演奏を楽しむことを少し体感出来たし、自信にも繋がったと仰っていました。
もしかしたら神社の御神木・大銀杏からの良い「気」が作用しているのかも知れません。
私の方は相変わらず、準備の詰めが甘く「まあ、大丈夫だろう」と譜面の風対策を怠り、周りの皆さんに心配を掛けまくり(^-^;
こちらは一向に成長しておりません。
それと、今回はアンプを使って琴の音を拡張する実験も行いましたが、良かったかどうか・・自分自身の手応えはいまひとつ得られませんでした。
繰り返し、トライアンドエラーで経験を重ねて行くしかないと思いました。