今週末21日(土)は毎年恒例で参加させていただいている「都山流尺八演奏会」(神奈川県支部主催)があります。
今年は筑紫歌都子作曲「銀河の幻想」を演奏します。
年に一度、七月七日の夜に天の川を渡り、会うことをゆるされた織姫と彦星の伝説を主題にした作品です。
作詩は筑紫先生の盟友、持田勝穂(もちだかつほ)です。
ひととせに一夜の逢瀬 憧れの夢の星よ
彦星と棚織姫の逢う空に流るるや 白く浪立つ ああ 天の川
かささぎの渡せる橋は幻か 夢かけて
輝く銀河 君と渡ろう
甘いロマンスを感じさせるこの詩に感銘した筑紫先生は、美しいメロディーで纏めあげたいと、意欲満々で作曲したそうです。
七夕の季節は過ぎましたが、文化芸術の秋に相応しい美しい演奏を、歌・尺八・箏・十七絃で奏でられますように・・と願っています。
出演は6番目です。お時間があれば是非ご来場下さい。