昨日は近隣の地域コミュニティセンターにて「平和会」さんの定例会があり、和楽器演奏をご依頼頂きました。
自治会内のシニア世代による定期的なお集まりとのことで、その活動内容は公園の清掃ボランティアやお勉強会、お茶会等々。
前向きに活動されている皆様に是非、初春の定番「春の海」をお聴き頂きたいと思い、都山流尺八のUさんと演奏しました。
他に都山流尺八本曲、朝の四景「風・旭・海・空」を披露。
Uさんがそれぞれの曲の良いところをピックアップして、ダイジェスト版の形に仕上げた作品です。
私は古曲「松尽くし」を演奏。
「歌い囃せや大黒 一本目には伊勢の松 二本目には庭の松 三本目には下り松・・」と数え歌風に松を次々歌い上げるので、おめでたい曲として知られています。
和楽器伴奏にのせて「みんなで歌いましょう!」のコーナーは【お正月・ゆき・冬景色・春が来た】の4曲を用意。
皆様は地域包括支援センターの方と一緒に、事前にお口の体操もされているので、張り切って元気な声で歌って下さいました!
気兼ね無く声を出せる世の中に戻ったのだな・・(コロナ禍が落ち着いた)と、感慨無量です。
最後にちょっとムーディーな二重奏「夕暮れ幻想曲」をお聴き頂きました。
この曲は笛吹童子の作曲者である福田蘭童によるもの。
ということで、尺八ソロ「ヒャラ~リ ヒャラリコ♪」のおまけ付きで演奏会を締め括りました(*^^*)
平和会代表の方からは「シーンとした空間にたおやかな音が広がり、その音と共に吸い込まれるような体験でした。念願の演奏会が出来ました。本当にありがとうございました。」という、とても素敵な嬉しいお言葉を頂戴しました。
地域の方々に聴いて頂く機会はありそうでいて実はそれほど無いので、今回演奏出来てとても良かったな~と思っています。