昨日は東京三宅坂の国立劇場小劇場にて「日本三曲名流演奏会」が開催されました。
劇場は建て替えになるそうで、この演奏会の翌日から取り壊しが始まります。
私が初めて国立劇場に足を運んだのは、確か中学生の頃だったように記憶しています。
大ファンだった平井澄子先生の演奏とお声を拝聴するため母と一緒に何度か来ましたし、大学生の頃は演奏会裏方のお手伝いをする機会もありました。
コロナ禍の2022年5月には大劇場で演奏し、今回は小劇場での最後に舞台に立つことが出来て、感無量です。
楽屋で筑紫会宗家とツーショット写真を撮らせて頂きました。嬉し過ぎる!
前日リハーサルでの宗家のご注意を胸に、本番演奏に臨みました。
実は嬉しすぎることがもう一つ。
我が息子、これまで私の演奏会に来た試しが無かったのですが「職場が近いから・・」と言う理由で演奏を聴きに来てくれました。
終わってからLINEに「お疲れっス」の一言が入ったので、本当に聴いてくれたようです(^-^)
新しい劇場はきっとピカピカで今風になり、古い建物の味わいはもう無くなってしまうでしょう。
劇場外ののぼり旗が風にヒラヒラ揺れる様を見て、じんわりと寂しさを感じてしまいました。