4月1日(土)朝5時半起き~4月2日(日)24時帰宅、長い長い2日間を過ごした4月の始まり。
私が所属する流派の「筑紫会」は2年に一回のペースで全国大会を開いています。
コロナ禍でストップしていましたがいよいよ開催の運びとなり、師匠が代表をつとめる「湘南筑紫会」の一員として私も出演してきました。
開催地は福岡です。
演奏会前日は観光も兼ねて太宰天満宮にお参り。
ここには私も拝命した「飛梅司大師範」の称号の由来である「飛梅」の木があるので、しっかり拝みます。
天満宮のご本殿は改修工事中で見ることは出来ませんでしたが、観光客はとても多く、賑わいを見せていました。
夜には三代目宗家後継の筑紫純子先生や尺八のネプチューン海山先生を囲み前夜祭が行われ、全国各地の会員が集結。
久しぶりにお会いする方々とも交流出来、楽しいひとときでした。
当日は朝8時から楽器搬入をして、楽屋で少々ウォーミングアップ、13時前に演奏本番。
演奏曲は「天草雅歌」です。この曲は天草地方の長閑な海の情景描写から始まります。伴天連の島であった往時の様子を歌い、キリシタンの合戦の模様が激しい手事で表現されます。戦いの後の静かな祈り・・そして再び穏やかな海の情景で終曲を迎えます。
大きな舞台での演奏でしたが、何とか無事に終えることが出来ました。
ここまで漕ぎ着けるまで、合奏練習は勿論のこと、運営本部や琴屋さんとの事務的なやり取りも多々あって、事前準備がそれなりに大変でした。
一つ一つ経験値が増えていきますね。
帰りはさくら祭り最終日の大濠公園をお散歩して、最終便の飛行機で戻りました。
2年後は何の曲にしましょうと、師匠と話したりして・・気が早いでしょうか(^-^;