今週末の20日(土)は新春コンサート【お箏と西洋弦楽器 和洋の響き】と題しまして、バイオリニスト坪田亮子さんと二人のコンサートを行います。
今回の新曲は三つ。
一つはメンデルスゾーン作曲「春の歌」
メンデルスゾーンはドイツ・ロマン派の作曲家、オルガニストで、音楽の父バッハの音楽復興に尽力したそうです。
西洋クラシック音楽に疎い私ですが、坪田さんとのご縁により聞きかじりの知識を少々得ることが出来て、ラッキー!
春の歌はどこかで聴いたことのあるメロディーで、優雅でロマンチックな雰囲気だな~と思いつつ、箏でピアノ伴奏のアルペジオを表現するのに難儀しています。
日本のものは「削ぎ落とす美学」があると思うので、欲張らず音を少し省略して、和楽器の音色重視で仕上げたいです。
二つ目はレハール作曲「メリーウィドウワルツ」
花の都パリを舞台に、大富豪の未亡人に国の命運を賭けた紳士たちが繰り広げる恋の騒動を描いたオペレッタです。
コメディタッチな造りの曲で、大袈裟な緩急の切り替えがポイントになりそうです。
三つ目は平井康三郎作曲「幻想曲さくらさくら」
これは日本の曲だから得意かといえば、そうとも言い切れません。
本来、ピアノ独奏曲なので技巧的な難易度が高くて・・(>_<)
坪田さんもバイオリンで表現するのに苦労されているご様子。
昨日が初の下合わせ(二人のスケジュールの都合上、ギリギリ直前に!)。
音をチェックしながらあれこれ意見を出し合って、どうにか程よい着地点を見つけることが出来ました。
他にも春の海、早春賦、花、それぞれのソロ曲、アンコール曲もありますので、本番まで残り2日、追い込みをかけていきたいと思います!
お席にまだ余裕があるようですので、お申し込み(受付は俣野別邸)をお待ちしております(*^^*)