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高校生の熱い一日を終えて

投稿日:2023年12月12日
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12月とは思えない長閑な気候の日曜日、神奈川県の高校生達による熱い演奏が繰り広げられました。

部活動、日本音楽部門(主に箏曲)の県大会です。

私はインストラクターとして7年ほど横浜の県立高校に行っていましたが、この春から小田原の高校に移籍しています。

この学校は成績上位をここ数年獲り続けており、昨年は優勝を勝ち取っています。

指導者が変わって成績ダウン↘️なんてことになったら、前任者に顔向けできな~い!!

それはもう、常にプレッシャーを感じつつ過ごして参りました(>_<)

直前に学校の定期テスト期間があったり、部員がインフルエンザで出席停止になる等、困難は付き物。

参加する学校の多くは、大なり小なり何らかのトラブルを乗り越えて(乗り越えられないこともあります・・)当日を迎えるのが常。

あまり焦らず、部員達の様子を見ながら本番演奏がピークになるように引っ張り上げます。

今回は正に機が熟したところで舞台にのせることが出来ました。

勿論、毎回思い通りにはならないですが・・・。

本番演奏開始後は舞台袖で待機して聴くのですが、緊張からか不安定なところもありベストな演奏とは言えず・・。

部員達には笑顔で「良くやった!」と声掛けしましたが、優勝は微妙だな~と思っていました。

大会終了後に審査会議が行われます。

不安な気持ちを抑えながら帰路の電車に乗ると、顧問の先生から「優勝です」と速報が!!

「えっ!?」半信半疑の私は「1位ですか?」と聞き直します。

「1位です。全国大会出場です。」との返信。

わぁ~~!!やった~~!!良かった~~!!

これで前任者に顔向けできる(泣)(泣)

肩の荷が下りた瞬間でございました。

 

翌日、学校のお昼休みに部室に集合し、ドキドキの結果発表です。

歓声をあげる部員達の様子を見て、喜びもひとしお!

箏に初めて触れてからまだ10ヶ月にも満たない一年生とその先輩の二年生。

大会の演奏曲は、普通に考えたら難易度が高過ぎてビギナーが弾けるものではありません。

一途に練習して、半年あまりで何とかモノにしてしまう高校生達の若い力には感服します!

来年、春の気配が感じられる頃には全国大会の練習も本格始動です。

それまでは暫しペースダウンして英気を養います(^-^)

 

 

 

 

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堀 歌夕希 琴・三味線教室(箏曲生田流・地歌三絃)
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